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千葉 歓汰朗

2年

​スナイプスキッパー

工学部機械知能・航空工学科

神奈川県出身

鎌倉高校

他己紹介

 彼の名は千葉歓汰朗。通称ちばかん。よくバチカンと間違えられてしまっているが、彼の心はバチカン市国よりは広い。
 彼は生粋のセーラーである。江ノ島ら辺で生まれ、江ノ島の海で育った男だ。小学生からヨットに乗っていて、ヨットの知識と経験値はずば抜けている。世界大会に出たこともある実力を持ってして、閖上の地にやってきた。そんなことも知らず練習初日に彼に話しかけた我々は、彼の経歴を知り恐れ入った。そんな彼は、閖上でも早速帆と名を揚げている。先日の東北個戦では三位を獲得した。
 彼がヨットを降りるとどうなるのだろうか。大学では課題を提出しなさすぎて教授に呼び出されたことがあると聞いた。彼はだらしない人間なのだろうか。しかし、考えてみてほしい。彼は生活の全てをヨットに捧げている。そのため、他の活動が多少疎かになっているだけということなのだ。
 大学合格後の彼は、春休みに地元の自動車教習所に通い始めた。しかし、教習が全て終了する前に仙台に来てしまった。教習の残り期間には余裕が無いため、彼の帰省期間は実質免許合宿と化すことが間違いない。彼は計画性の無い人間なのだろうか。しかし、考えてみてほしい。彼は仲間を大切にする。そんな仲間の中には免許合宿に行く予定の者も多い。つまり、彼も本当は免許合宿を体験したかったのだ。そこで、免許合宿気分を味わうためにこのような形をとったのだろう。
 話を戻すと、彼のセーリング経験はとても頼りになる。彼と同期であるのは恵まれたことである。そうしたことまで考え、我々も彼に追い付けるように練習に励んでいきたいと切に思う。​​​​

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